2015年05月08日

マンションの修繕積立金が足りない

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マンションの修繕が必要なのに修繕積立金が不足している管理組合が多い。

特にバブル期に建築されたマンションは老朽化し、
大規模修繕の必要となっているマンションが多い。

建築後10年以上経過して修繕計画を立てようとすると、
修繕積立金が不足していることに気付くことになる。

マンションの新築販売時には管理費や修繕積立金を低くしている場合が多く、
長期修繕計画を立てると不足することが多い。

一回目の大規模修繕は建築後10年〜15年の間には必要となるが、
実施しているところでは概ね12年後位には実施している。

私が以前理事長をしていた品川のマンションでは、
駐車場使用料金が修繕積立金に占める割合が多く、
長期間空きができてさらに不足することになっていました。

駐車場料金は近隣の金額と同等にするのが通常ですが、
都心の駐車場料金は金額が高く、利用者の強い希望で
数年前から値段を引き下げておりました。

修繕積立金の値上げはどうしても必要と判断し、
提案しましたが、毎月のお金に関わることには強い抵抗があり、
実施には大変苦労しましたが、マンションの資産価値が低下するとの
理解をいただき値上げすることができました。

避けては通れない住まいに関する大切なことです。
すでに住宅金融支援機構では無担保融資がありますが、
4月24日から静岡銀行でも管理組合向け無担保ローンの取り扱いを発表しております。
資金不足の管理組合に朗報です。

よねくらマンション管理士事務所のホームページを公開しました。
 http://yonejimu.sakura.ne.jp/






posted by 米倉 紀男 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マンション管理
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